えむおーいーとは、


国一つを滅ぼす危険性のある力なのかもしれない。
信仰・宗教・暴徒・市場独占などを引き起こす可能性がありつつ、歴史に刻まれるほどの認知度があるそれはもはや兵器といえるかもしれない。

カテゴリ的には細菌兵器だろうか。
えむおーいーは人の体に知らず知らずのうちに入り、精神と肉体と財布を喰らってゆく。
それだけにとどまらず、ものすごい再生能力と感染力をもっており、すでに世界規模で展開・感染・発病している現状では、感染しているそれが当然であるかのように錯覚を覚える人が多く自覚症状がない人も多い。
その結果、現在のような状況が長く続けば、多くの人は自分が感染者であることを知らずに一生を過ごす可能性があると専門家は答えた。

だが一方で次のような考えも出され評議されはじめている。

えむおーいーが核のようなものであるならば、それをエネルギーに変えられないだろうか?という考えなのだが、土台無理な話であるだろう。
核であるならば原子炉のようなものが作れたかもしれないが、核のようなものでは現状では難しい。

これは自慰行為を電気発電に使えないか?というのを議論しているのに等しいわけである。
無論、自慰行為のことを自家発電などと呼ぶことも一部ではあるみたいだが、実際に電気を発電した人はいるだろうか?

多くの人が首を捻ることになるだろうと私は考えており、この件がまたしばらく白紙に戻ることも予想の範疇内である。




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