色あせない想いを君に


もう何年目の梅雨が過ぎたのだろう
あのころとなにも変わっちゃいない 気持ちは
一言 たった 一言
好きだよ 心を込めてあなたに叫んだ
僕のことなんて覚えてないのか
恥ずかしそうにうつむいた君が愛しいよ

『一度きりの人生楽しく生きよう』
なんて気軽にいうけれど この気持ちに嘘はつけない
とっておきのラブソング 練習したよ
数年間の想いが詰まった ボクの『はにかみ』を
たったの5分に詰め込んで 吐き出すから

深呼吸して 声を出して 心を込めて 運ばれてゆく
投げたボールはあなたの足元に転がって
目をつぶって 吐息を感じる 距離へ来たなら
小さな勇気を ボクに返して欲しい

やさしい記憶。
人が大好きだった自分はどこへいったのだろう?
いつまで経っても色褪せることなく美化されてゆく記憶。
ある意味壊れているのかもしれない。
でも、あの日常だけは否定できない、したくない自分。
そんな日常の中。突如現れた『あの人』
特になにもしゃべらず、微笑みだけの記憶がよみがえる。


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