すべてが僕を愛してた


ふざけて作ったおもちゃの弓は
おもちゃの剣に壊されたんだ
一番遠くに飛びしなる
「びゅっ」って風きり音が

なつかしいなって久しぶりに
あいつと出会って笑いあう
埋もれたあの日に色つけて
少しずつ手に取った

同じ形じゃないけれど
パワーアップしたんだ僕の弓
細い木の枝たばにして
近い未来へ走り出す

Ah 大好きだったねあの頃は
瞳に映るこの街が
小さな広場で満足してた
小さな小さな僕らの世界を

【7777】HITのBBBさんリクエスト。【弓】いかがでしたか?
僕にとっての弓とはあまり馴染み深いものではなかったので、
少しばかり工夫を凝らしてこんな感じに仕上げてみました。
弓というテーマが濃すぎず、軽く触れることのできるありきたりなものとして、
誰にでも手にとっていただければと、そう願いながらこの詩を作ってみました。


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