鳥篭の中


痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い?
闇夜は心地いい・・・
走れ走れ逃げろ逃げろ夢中で逃げろ!
目の前では振り向きもせずに壁に体を打ちつけながら
逃げろおまえが
振り子みたいな二の腕を掴んでしまうぞ
止まってみえる
?まえて欲しいのか?
ああ。ああ、ゾクゾクする。
逃げ道なんてありはしないのだから。

怯えたその顔、すごくいいよ。
興奮した。楽しかった。
逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ助けを呼べ!
翼を失った鳥はどうなるのか。
ゾクゾクする。
笑みが漏れる。
言葉を無くす。

消してやる。
じわじわと。

はいなぁ!渡月です(あいさつ)
今回は『鬼畜』をテーマに書いてみようと執筆。
結果は犯罪者(っぽい内容)の詩が生まれました!!

劇中では一応、犯罪者(主人公)の描写をしつつ、
襲われている方の描写もやってしまおうと執筆しました。
「痛い痛い痛い痛い?」や「言葉を無くす」は襲われている方を
犯罪者視点で描写したつもりです。わかりづらいですね。

―――私のポエム(すでにポエムではない)は、
短い小説みたいものを目指しております。
一つの読み物として楽しんで頂けるように精進します。


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