新天地


辺りは真っ白な雪景色 その中で その寒さの中で
動けず倒れてしまった少女を僕はみつけられるだろうか
きっと 綺麗な景色に心奪われ 幾多の小さなを見逃してきたと思う
真っ白で 辺りは真っ白で 白すぎて眩しすぎた
もっともらしい言い訳を 知らず知らずのうちに考えていて 僕は
動けず その世界の広さに落胆した

ドキドキやワクワクするために生きていると言っても過言ではない。
だが、新しいその舞台で生きていくためには小さな見落としをしていくことだろう。
最初から完璧になんてなかなかできない。綻びはどんどん広がってゆく。
時には立ち止まり後ろを振り返ってみるのもよい、だが自分の歩いてきた道を直視できるだろうか?

立ち止まるのもよいがいつまでもそこに縛られていてはいけない。
弱い人間ほど、強くなる資質をもっているから。前に僕らは進まなければいけない。


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